翻訳と辞書
Words near each other
・ フラワー号 (浜松市)
・ フラワー号 (鴻巣市)
・ フラワー級
・ フラワー級コルベット
・ フラワー装飾技能士
・ フラワー長井線
・ フラワー革命
・ フラン
・ フラン (ジロンド県)
・ フラン (デザート)
フラン (化学)
・ フラン (家庭教師ヒットマンREBORN!)
・ フラン (菓子)
・ フラン (通貨)
・ フラン-2-イルメタンチオール
・ フランカ
・ フランカヴィッラ・アル・マーレ
・ フランカヴィッラ・アンジートラ
・ フランカヴィッラ・イン・シンニ
・ フランカヴィッラ・ディ・シチーリア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フラン (化学) : ミニ英和和英辞書
フラン (化学)[がく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [か]
 (suf) action of making something
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 

フラン (化学) : ウィキペディア日本語版
フラン (化学)[がく]

フラン (furan) は、4個の炭素原子と1個の酸素原子から構成される複素環式芳香族化合物である。分子式 C4H4O、分子量 68.07 で、CAS登録番号フランIUPAC命名法における許容慣用名で、系統名では1-オキサ-2,4-シクロペンタジエンである。環の一部にエーテル結合があるため環状エーテルでもある。可燃性の無色透明の液体で、沸点室温に近いため揮発性が非常に大きい。消防法に定める第4類危険物 特殊引火物に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。
五員環であるが、酸素原子に孤立電子対がありヒュッケル則を満たすため芳香族性を有する。
フランの親化合物はペントース含有材料の熱分解、特に松脂乾留で得られる。パラジウム触媒を用いて水素化すると有機溶媒などに使われるテトラヒドロフランが得られる。
==歴史==
「フラン」という名称は、ラテン語ふすまを意味する"''furfur''"にちなむ〔Alexander Senning. ''Elsevier's Dictionary of Chemoetymology''. Elsevier, 2006. ISBN 0-444-52239-5.〕。
フランは当初は誘導体として発見された。1780年カール・ヴィルヘルム・シェーレがふすまからカルボン酸誘導体の2-フロ酸を発見。1831年ヨハン・デーベライナーギ酸の副生成物としてフルフラールを発見したが、1840年ジョン・ステンハウスによりふすまなどの植物体の蒸留によっても得られることが発見された。そして、純粋なフランそのものは1870年ハインリヒ・リンプリヒトにより発見された(リンプリヒト自身は「テトラフェノール」と呼んでいた)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フラン (化学)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.